畑間博士講演 うなぎが棲み着く河川

講演の要約

28年間で導き出した答えは
鰻と鮎とモクズガニは全く同じ環境に依存している
鰻を増やす取り組みは、鮎とモクズガニを増やす取り組みになる。

・水産庁の委託事業で鰻の生育環境の調査を開始
・鰻の捕獲から検体方法
・大規模河川と小規模河川の鰻が棲める数が異なる
・鰻は成長に合わせて食べる物が変わり、住処が変わって行く
・空隙があってもキレイ好きなため、淀んでいるところにはいない
・空隙も水が流れているところを好む
・三面コンクリート区間にはいないが、つなぎ目のクラックには鰻がいる
・5年から15年で海へくだっていく
・日本海側には辿り着くシラスが少ない
・放流した養殖鰻は川に棲み着く事ができず、流されてしまう
放流には50グラム、全長40センチ以下の養殖鰻でなければ、棲み着けない
・養殖鰻と天然鰻の違い
・水産庁も自然の力をより高めて自然を増やして維持して行く方向で対策を行っている

・鰻が好む生活空間とは、絶対的に「1が石 2が石 3が石」
・角が取れた大きな石を必ず好む
・鋳田籠を鰻の住処にするとしたら、河川の石を利用する

・魚巣空間を創出する際の注意点は?
多くの方の間違いは、水裏に魚巣ブロックや魚の住処を作っているが、大水の時にしか、魚は水裏に逃げ込む事はない
水表にしか魚は棲まないため水表側の岸に住処となるものを作る