強靭ダクタイル鋳鉄ってなに?

下水道マンホールの鉄蓋はどんな素材かご存知でしょうか?

大型トラックが上を通っても壊れません。これが強靭鋳鉄、一般的にはダクタイル鋳鉄と呼ばれているものです。(以下、ダクタイル鋳鉄と記す)ダクタイル鋳鉄はマンホール鉄蓋の他にも水道管、車のエンジン、海底ケーブルのカバーなどにも使われており、腐食しやすい場所や強度の必要な箇所で使用されています。近年はダクタイル鋳鉄の耐食性と鋼材並みの強度を持つことから世界的に注目され、他の金属に比べ需要が増えているのです。

ダクタイル鋳鉄の発明以前は鋳鉄(ねずみ鋳鉄)というと、鋼材に比べて靭性が小さいため使用できるところも限られていましたが、発明後は鋼材では腐食して脆くなってしまう箇所などに強度と耐食性に優れることから鋼材に変わるものとして使われるようになりました。

しかし、まだまだダクタイル鋳鉄の認知度は低く、国土強靭化や長寿命化が求められる箇所での利用が少ないのが現状です。今回、ダクタイル鋳鉄の材質特性についてご理解をいただき、国土強靭化に貢献できる素材として今後のインフラ整備にさらに活用していただきたいと思っています。

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